子宮に少量の液を入れると血流量が上昇する

12月4日の記事に引き続き、

国際受精卵移植学会(IETS)ネタです

いまいちスッキリしない結果ですが、

「子宮に何か入れる」ネタが好きなんです。。。

これもサンパウロ大学の報告(12月4日の記事と同じグループ)

INFLUENCE OF LOW-VOLUME UTERINE FLUSHING ON UTERINE VASCULAR PERFUSION AND ENDOMETRIAL THICKNESS DURING EARLY DIOESTRUS IN BEEF CATTLE

15頭の経産牛にAIを実施

AIと同じ発情周期の6日目に少量(20mL)のPBSを非黄体側子宮角へ入れて、

マッサージ後PBSを回収

そして、子宮の血流を観察すると、

非黄体側子宮角のみならず黄体側子宮角の血流が上昇するそうです

で肝心の受胎率がどうなるかというと。。。

書かれてない。。。

15頭じゃ何とも言えないという感じでしょう

彼らの予想は、この血流の上昇が受胎率にいい影響をもたらすのではというものです

手間がかかるため、ちょっと現場では応用できそうにない技術ですが、

知見としては面白いです

免疫系も大きく動きそうかな

コメント(0)