連日寒い日が続きますね。最近では-20℃以下の日も珍しくなくなってきました
そんな中でも移植はおこないますが、やはり寒さによる受精卵のダメージは心配になります。
そこで、ET研でおこなっているET時の寒さ対策を簡単ですがご紹介したいと思います
寒いときに受精卵へのダメージをなくすのに便利なのがキャンプなどで使用する保冷剤です↓
寒さ対策なのに冷やしてどうするんだ
と思われるかもしれませんが、この保冷剤を温めると、数時間は温度を保つ有能な保温剤として活用できます。ですのでET研では事前に35~38度の加温箱でこの保温剤(保冷剤)を温めて、新鮮胚の輸送や移植器の保温に使用しています。
次がこの朝市にありそうな発砲箱です。北海道でしたらよく鮭が入っているやつですね
↓の画像のように保温剤を敷き詰めて、その中に受精卵をセットした移植器をいれておけば、速やかに移植作業にはいることができます
その他、移植器を脇に挟んで温めたり、車のフロント部の温風で温めたりなど、あの手この手で受精卵を寒さから守っています。