「いただきます」とお蕎麦を食べた後に

先週、おそばを食べに行った話の続きです。

その後、食肉処理センターに行って卵巣の採材をしました。

初めて行きましたが、想像以上にすごかったですね。

工場内にレールがあって、枝肉がつり下げられていました。

このレールに沿って、少しずつ解体されていく、流れ作業になっていました。

牛を育てるのは農業ですが、この段階から「工業」になり、牛から肉という

「工業製品」に変わっていくわけです。

計算された「ライン」にも感動。通常工場の生産ラインは、IE(industrial engineering、経営工学)

を駆使して緻密に計算されているそうです。

なんと指の動きまで計算してデザインされるそうです。

ここのラインがIEを駆使しているかどうかは確認していませんが、使っているんだろうな~

と思って見ていました。無駄のない動き。感動。

そして正確に切り分ける作業員の方々。一朝一夕にはできない熟練の動き。感動。

お肉が食卓に並ぶまでに、沢山の人が関わっているのはもちろんわかっていたのですが、

こうやって直に見ることでより実感がわいてきました。

お肉を食べる前の「いただきます」という言葉に厚みが出てきそうです。

そして研究で結果を出して、採取した卵巣が無駄にならないように

しなきゃいけないなと感じたのでした。

沢山勉強になった1日でした。

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