金幸、逝く

 鹿児島県の種雄牛、「金幸」が亡くなったそうです。

(種雄牛「金幸」死ぬ 県産肉用牛改良に貢献 読売オンライン2014/12/11)

(鹿児島)種雄牛「金幸」大往生 鹿児島黒牛を全国区に 朝日新聞デジタル2014/12/11)

 金幸は、増体に優れた栄光系の種雄牛であり、1993年に誕生し、今月9日、21歳7ヶ月で老衰で亡くなりました。 約36万本の凍結精液が出荷され、約19万頭の子を残し、後継種雄牛は84頭に及ぶそうです。

 2002年の全共では、3部門において優等1席を獲得し、大活躍しています。

   ET研においても、増体系としては平茂勝に代表される気高系が全盛の中で、希少な栄光系として血を引くドナーも数多くおり、最近では2代祖に金幸を持つ「幸紀雄」も採卵に供用されております。

 今後の後継牛の活躍に期待いたします。

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