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2012年7月18日 (水)

跛行と繁殖2

昨日パドックで歩行がおかしな供卵牛がいました

四肢のどこも腫れてはいないし、、think

足を上げてみても趾間腐爛でもイボでもないし、、think

でも触ると痛がるので、とりあえず削ってみましたfoot

すると小さな穴から膿がでてきましたbearing

              ↓

Dscf24512

(驚かれないように出血箇所を修正してますconfident

外傷性の潰瘍だと思われますsad

見ただけでは分からないものですflair

今回は患部が広範囲で痛そうなので鎮静剤と局所麻酔剤を投与してから

がっつり削って、患部の洗浄、包帯して最後に抗生剤投与で終了ですshine

以前ちらっと紹介いたしましたが、蹄病が牛の繁殖に及ぼす

負の影響は結構大きいですsweat01

乳牛では特に3大疾病の一つといわれるぐらいですから、新ETシステムで

農家さんから候補に挙げていただいた中にも跛行牛さんがちょくちょくおりますsweat01

そのような場合、大変申し訳ないですが治していただいてから再度

候補に挙げていただくようにお願いしておりますsweat02

どうしてかと申しますと。。。

例えば跛行を示す牛の場合、

初回授精受胎率が最大10%低下するdownとの報告もありますし、

卵胞嚢腫の発生が増大するupとの報告もあります。

ある文献では跛行を示す牛に発情同期化処置を行っても

全くホルモン剤に反応しなかったと報告されていますwobbly

これまでの経験とこれらの報告から、まず跛行牛には治療をお願しております。

今回は漠然とした内容ですが、後日もう少し跛行が繁殖に及ぼす影響について

の報告を詳しく御紹介出来ればと思いますhappy01

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