トキの現状
ネットで繁殖関係のニュースがないか漁っていたら、こんなものを発見しました。
(msn産経ニュース2014年5月6日)
トキといえばニッポニア・ニッポンの学名を持ち、日本を象徴する鳥とも言われていますが、現在は環境省のレッドリストにおいては野生絶滅種として登録されています。国内初の人工繁殖に成功したところまではなんとなく記憶にあったのですが、ニュースによると野生で生まれた子からさらにその子が生まれるところまで来たそうです。
また、日本産のトキ事態は絶滅し、現在は中国からの導入個体による繁殖が進んでいるのですが、凍結されている日本産のトキの組織を用いてiPS細胞を作り、日本産の遺伝子を受け継ぐ個体を復活させる取り組みを、既に国立環境研究所がスタートさせているそうです。
野生で巣立ったトキは一昨年8羽、昨年4羽確認されているそうで、まだまだ数は少ないものの、このまま繁殖が軌道に乗れば、将来的には本格的な野生復帰も実現するのかもしれません。
トキは19世紀までは普通にありふれた鳥で、20世紀前半から急激に個体数が減少しました。日本から牛がいなくなる日も、やってこないとは限りません。
先日土佐あか牛のブログ記事がありましたが、生物種としての「牛」の保存に貢献できるよう、我々も努力しなければと思います
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