28,000年の時を超えて刺激を受けたDNA
1990年でした
液体窒素で凍結・融解を繰り返して
完全に運動能を失った「牛精子」、
いわゆる死んだ精子を(学術的には死んでない、、と思います)
強制的に「牛卵子」に注入して
ETすると
子牛が誕生したことを聞いた
ある新聞記者が、
「永久凍土に眠るマンモスの精子を
見つけることができればマンモスが復活するのか?」
って質問したのが
マンモス復活プロジェクト
の始まりみたいです
その後、
クローン技術が大きく進展したため
このプロジェクトも体細胞を使ったクローン技術にシフトしていきました
というか、永久凍土からマンモスの筋肉が出てきたんで
体細胞をつかった研究が開始されたんでしょうね
昨日、
近畿大学がマンモスの細胞をマウス卵子細胞質に入れて、
卵割の手前までいきましたっていう論文を発表してました
マンモスDNAも突然の事でびっくりしたでしょうが
個人的には28,000年も氷漬けになっていたDNAに活(渇)を与える
卵子の能力
半端ない、、、不思議、、、
かなり難しそうですが、今後、
マンモスiPS細胞が樹立されればいいですね
今回の実験結果の詳細に興味のある方は、ココ↓
Yamagata et al., Sientific Reports, doi.org/10.1038/s41598-019-40546-1
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