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2019年3月12日 (火)

28,000年の時を超えて刺激を受けたDNA

1990年でした

液体窒素で凍結・融解を繰り返して

完全に運動能を失った「牛精子」

いわゆる死んだ精子を(学術的には死んでない、、と思います)

強制的に「牛卵子」に注入して

ETすると

子牛が誕生したことを聞いた

ある新聞記者が、

「永久凍土に眠るマンモスの精子を

見つけることができればマンモスが復活するのか?」

って質問したのが

マンモス復活プロジェクト

の始まりみたいです

その後、

クローン技術が大きく進展したため

このプロジェクトも体細胞を使ったクローン技術にシフトしていきました

というか、永久凍土からマンモスの筋肉が出てきたんで

体細胞をつかった研究が開始されたんでしょうね

昨日、

近畿大学がマンモスの細胞をマウス卵子細胞質に入れて、

卵割の手前までいきましたっていう論文を発表してました

マンモスDNAも突然の事でびっくりしたでしょうが

個人的には28,000年も氷漬けになっていたDNAに活(渇)を与える

卵子の能力

半端ない、、、不思議、、、

かなり難しそうですが、今後、

マンモスiPS細胞が樹立されればいいですね

今回の実験結果の詳細に興味のある方は、ココ↓

Yamagata et al., Sientific Reports, doi.org/10.1038/s41598-019-40546-1

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