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2019年3月24日 (日)

受胎率が半端ない話

先日、家畜人工授精優良技術発表全国大会が東京で開催され

ふくおか県酪の高野さんが発表された

「地域性を考慮した生産支援を目的とする新鮮胚集中移植」

が西川賞を受賞しました

おめでとうございます!!

今回の発表は

佐賀県で採取した和牛の体内受精卵を

新鮮な状態で福岡まで持ち運び

ただちに移植することで受胎率向上が見られるか検証したものです

対象牛にはリピートブリーダー、いわゆる長期不受胎牛も含まれたり、

暑熱期の受胎率が改善するか?などのデータもあります

で、結果ですが

リピートブリーダーに対しては75%

さらに酷暑期にも74%とかなり高い受胎率が得られています

(同時期の性選別精子の人工授精の受胎率は28%)

ということで体内新鮮卵は季節を問わず高受胎性が期待でき

酪農家が安定した収入を得られるという結びになっています

素晴らしいですね!

きっと移植牛の選抜法や移植技術もかなりしっかりしているんでしょうね

我々も見習わなければいけません

しかし、ふく酪さんは2年連続の西川賞を受賞されて

いや~、データのまとめ方やプレゼン法も是非勉強させていただきたいです

2年連続って史上初らしいですよ。。。

すごい。。。

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