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2019年6月22日 (土)

AMHと採卵について

たまには真面目な情報を。。

先日、

ヒト生殖医療領域の先生から、

「AMHってどう思う?思ったような結果が出ないんだよ」

って連絡いただいたんですね

AMHと採卵成績に関する論文はたくさんあるんですが、

北海道にいるころはあえて手を出しませんでした

それは、

繰り返し採卵する牛群(連続採卵牛:年に4~5回の過剰排卵処置)

ではきれいなデータは出ないだろうなと、、

その後、九州にて

農家さんの繁殖牛で

1年1産の合間に採卵をやらせてもらえるようになったんで、

AMHを計ってみました

その結果はこちら↓

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我々、

平均21個の受精卵(変性卵・未受精卵含む)を回収するんですが、

これが、AMHの濃度別できれいに差がでました

したがって、連続的な採卵でなければ、

AMHは採卵の指標として使えるんじゃないかと思ってます

連続採卵はいろいろな要因が絡んでくるんでしょうね

したがって、ゲノム育種価とAMHを指標に採卵牛を選抜できれば

効率のよい育種改良ができるんじゃないでしょうか

また、

個人的にAMHは

受精卵の品質には影響を与えないんじゃないかと考えてます

単純に、排卵数が多くなるので、

使える卵が増えているように見えているんじゃないかと

排卵数もゲノムで予測できるようになればいいんですがね

尚、AMHは抗ミュラー管ホルモン(またはアンチミューラリアンホルモン)の略です

さて、実験しよ

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