牛のお鼻の輪っか
ET研究所の牛は、鼻環がついている牛とついていない牛がいます。
その違い(というほどでもありませんが・・・)は何かというと。
①ET研に来るときにすでについていた牛
②ET研に来てからつけられた牛
③ET研ではつける必要がない牛
④鼻環をつけれない牛
この4種類に分かれると思います。
①の牛に関しては、すでについているので、つけられた理由はわかりませんが、
牛を捕まえるときや、保定をするときに使えるので役立ちます。
また、牛を出荷するときに、出荷先で誰でも牛を扱いやすくするように、といった理由でも
つけられるようです。
ほかにも、牛の“引き運動”するときに、あると良いようです。
②の牛は、ET研ではスタンチョンに自分から入らない牛に対してつけています。
牛がエサを食べるときに首を突っ込むところがスタンチョン。
ここに来てくれないと、注射を打ったり
個別に特別な餌を与えられないから困るのです
この写真の子は先日北海道に来た牛で、無理やり頭絡をつけてスタンチョンに捕まえてきました。
これが鼻環と、それをつける道具。
非常に痛そうです。。。
付ける前に牛のお鼻を拭いて、器具を消毒して・・・
牛の鼻に装着して完了。この子はさらに捕まえやすくするため、
青いほほ綱もつけています。
出血も特になく、器具は痛そうなのに、すぐに頭の下のエサを食べています。すごい。
③の、ET研ではつける必要がない牛というのは、簡単にスタンチョンにはいってくれる牛。
運動は運動場があるので、問題なし。
④のつけれない牛というのは、鼻につけるスペースがない牛。
以前は鼻環をつけていたのに、鼻環をどこかに引っ掛けて鼻がちg・・しまった牛。非常に痛々しいです。
余談ですが、僕の友人は耳にピアスを開けたいと親に相談したところ、
そんなことしたら鼻環つけて柱につなぐぞ、と脅されていたそうです。恐ろしい
以上、鼻環にまつわるお話でした。
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