スーパー牧草
突然ですが、化学肥料の一種で、農作物の栽培に広く使われている窒素肥料の問題点
土の中の微生物の働きで多くが硝酸に変わり、一部は二酸化炭素の
約300倍の温室効果がある一酸化二窒素になって大気中に放出される。
硝酸は農地から流出しやすく、地下水汚染の原因になったり、河川や海の富栄養化を招く。
この問題点を解決する『スーパー牧草』が開発されたそうですよ
アフリカ原産で南米にも多いブラキアリアという牧草が根から出す物質に
微生物の働きを抑え、一酸化二窒素の放出量を1/10程度に減らす作用があることを発見
また、水質汚染の原因である物質の流出も減らせるのだそうです
さらにさらにブラキアリアを近縁種と交配して栄養価も高くしたため、
肉や牛乳の生産量を既存の牧草より30%高められることも確認されているそうですよ
まさに『スーパー牧草』ですね
南米では実際に栽培も始まったそうです
日本では栽培できるのでしょうか?
環境に優しく、畜産物の生産性も向上できる牧草・・・すばらしいですね
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