優良農場とは
今日、帯広にて獣医師の勉強会があり参加してまいりました。
今回は簡単にいうと優良農家から学ぼう。というのがテーマで農場の方が農場の概要や管理体制について話をしてくれました。
農場の概要は経産牛で約400頭、未経産牛で270頭とかなりの大規模農場です。
こちらの農場、どのあたりが優良かといいますと
平均乳量が37.4kg
体細胞数が7,200/ml(72,000の間違い?)
分娩間隔が12.8ヵ月
授精回数が1,9回
乳生産から繁殖まで、見事なまでの優良農家です
また牛の死廃率も低く、すべてにおいて優れた管理をされているようです。
では、どのような取り組みがこの結果に結びついているのか?
とみんな期待したのですが、とくにこれといって特別なことはしていないようです…
牛舎を清潔にする、搾乳の手順をしっかり行う、調子の悪い牛をみつけたら早期に処置をするなど、当たり前と言われることをしっかりとおこなっていることが結果に結びついているようでした。
しいて言うならば、従業員の方々の仕事に対する意識が高いことや繁殖不良牛の早期摘発をおこなっていることも一因かもしれません。
ただ、それも当然のことで、頭ではわかってはいることがほとんどでした。
この農場のすごいところはここまでの規模で各従業員の方がしっかりしていることかもしれません。
牛の管理に裏技のようなものはなくて、牛をしっかりみるなど基本に忠実に、まじめに取り組むことが一番のようです
牛の管理ではありませんが仕事をする上でも大事なことです。今回の農場の話はいろいろと考えさせてくれるものでした。
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