• Img_20240713_120440540_hdr
  • Img_20240703_175932616
  • Img_20240627_161151842_hdr
  • Photo_4
  • Photo_3
  • Img_20240619_231026913
  • Img_20240531_134826829
  • Img_20240526_171614910
  • Img_20240523_000129956
  • Img_20240426_184454149

« 人工心臓 | メイン | くりんくりん »

2014年1月28日 (火)

黄体数と受胎率

 移植前の黄体確認や妊娠鑑定の際に卵巣にエコーをあてていると、複数黄体が見られる個体がたまに見受けられます。

 実際に黄体数が受胎性にどれだけ関わっているか気になっていたところ、先に行われたIETSの資料に以下のようなデータが記載されていました。

Table1

 データは海外の肉用交雑種牛がレシピエントのものですが、特に黄体の直径や黄体数そのものと際立った相関はないようです。

 動物には固有の排卵数があり、生殖ホルモンによって支配されているため、排卵数の増加は場合によっては生殖ホルモンが制御する繁殖周期の乱れから来ていることも考えられますが、このデータを見る限りでは、ある程度しっかりした黄体ができているならば、黄体の個数は問題にならないようですね。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。