• Img_20240713_120440540_hdr
  • Img_20240703_175932616
  • Img_20240627_161151842_hdr
  • Photo_4
  • Photo_3
  • Img_20240619_231026913
  • Img_20240531_134826829
  • Img_20240526_171614910
  • Img_20240523_000129956
  • Img_20240426_184454149

« さよならだけが人生さ  | メイン | 新しくなって1年 »

2014年3月13日 (木)

フェロモンはオレンジの香り

先月末、雑誌Natureのニュースに、東京大学の研究グループによって、多くの雄のフェロモンの中から、雌の繁殖を制御する物質が特定されたという記事が載っていましたsign03

ニュース原文はこちら

 雄ヤギの香りは雌に排卵を引き起こすなど、繁殖能力を刺激することが知られていましたが、多くの研究者たちはこれが「プライマーフェロモン(雌のホルモン分泌に影響を与えるフェロモン)」であると考えていたものの、実際にこの「雄効果」を与える物質が何かは分かっていませんでしたgawk

 この研究グループは、まず吸着剤を含んだ自作の帽子を1週間雄ヤギにかぶせ、そこから芳香のある物質を回収し、18種の化学物質に分離しました。

 そしてその化学物質それぞれを雌ヤギに嗅がせ、脳内の性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)の活動を電気的に記録することで、繁殖能力に影響を与える単一の物質「4-エチルオクタナール」の分離に成功しましたbearing

 得られる産子のほとんどがAIもしくはETに由来する牛では、雌と雄が同居するような状況はほとんどありませんが、牛でも同様にこのような「雄効果」をもたらす物質が特定できれば、繁殖能力の向上に寄与するかもしれません。

 ところで、この新たに見つかった物質「4-エチルオクタナール」はオレンジの香りがするらしいです。

確かに爽やかな柑橘系の香りをまとった男性はもてそうだなーと思うのはわたしだけではないのではないでしょうか?人の領域でもこんな素敵な物質が早く見つかってほしいなーと思いますsign03

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。