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2014年4月 8日 (火)

頑張る頑張れない。精子くん。

そこのトロい、精子くん!!

もっと早く泳いで、早く卵子のもとへ辿り着こうとしてないかい?

その努力、無駄無駄無駄無駄無駄!!
だって、君の泳ぐスピードは、すでにもう、遺伝子という変えようもない事実に支配されているのだから…。

Science、2014.04.04のAngus Chenらの記事で面白い記事がありましたthink

題名「How to Make Speedy Sperm」

訳:全ての精子が平等ではない。Michael Phelpsのように速く泳ぐ精子もいれば、80歳のおばあちゃんのように遅く泳ぐ精子もいる。
最近、マウスを使ってそのスピードの違いはDNAに原因があることを明らかにした。

プロタミン(精巣内のタンパク質)を発現させる遺伝子が欠如している精子は、より滑らかに、スピーディに泳ぐことができる。そして、より早く卵子に到着し、受精することで、雄親の能力高い精子が、子にも遺伝されることになる。

つまりは、交雑種であるマウスでも、北島こうすけのようなチャンピオン水泳選手の精子をつくりだすことが可能となるのである。

けど、まあ、スピード感あふれる精子でも、受精能が優れてなければ、元も子もないんですけどね。。。bottle


この精子スピードを支配する遺伝子の研究は、今後も期待大ですねtaurus

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