空胎期間を短縮するために
我々ET研究所職員にとってうれしい記事を見つけたのでご紹介いたします。
(酪農 分娩間隔を30日短縮 日本農業新聞 e農ネット 2014/11/25)
宮崎県の酪農家の方が繁殖改善に取り組み、最大約430日だった平均分娩間隔を、400日程度まで短縮することができたそうです
畜舎改造に合わせて運動量計測による発情監視システムを導入した他、全農チルド受精卵も使用しているそうで、ETで受胎しないケースでも、事前の同期化処置もあってか2週間後に明瞭な発情が来ることが多く、ET後のAIも合わせた妊娠率は60%を超えるそうです
妊娠鑑定も40日から30日で行うよう切り替えたそうです
搾乳牛は約110頭で、2013年は生乳1138トンを出荷したそうで、生産ベースで見てもかなり成績がいいことが分かります
我々が実際に現場に出向くことができる範囲は限られているわけですが、その中で生産者の方の繁殖向上に一役買っていることを知ることができたニュースでした
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