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2015年7月 3日 (金)

顕微授精

最近,顕微授精(ICSI)を始めました。

 

一般に広く行われている体外受精では,卵子の入った培地に精子を入れることにより,体の中で起こる現象と同様に,精子が泳いで卵子にたどり着き,自力で侵入することで受精が起こります。

一方顕微授精では,マイクロピペットという細い針のような管の中に1個の精子を吸い取り,これを顕微鏡下で卵子に直接注入することで受精を引き起こします。

顕微授精の技術は現在,精子無力症(精子が泳げない)や精子減少症(精子が極端に少ない)など,男性不妊症治療の救世主としてヒトの不妊治療において広く行われております。

この顕微授精ですが,かなり高度に熟練した技術が必要であるため,現在練習中です。

 

まずはマイクロピペットに精子を吸い取って(かなり見づらいですが,管の先から逃げようとしているのが精子です)

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卵子に注入します

P7020203
熟練したプロの技はこんな感じです


YouTube: piezoの顕微授精(ICSI)~札幌市不妊治療セントベビークリニック~

 

生命誕生の一番最初のステップである受精を,こんな風に顕微鏡下で行ってしまえるなんてすごいですね。

この技術が,生産現場の受胎率向上につながることを目指し,練習に励んでいきたいと思いますhappy01

コメント

本当は精子はエネルギーという意味で精液はエネルギー液であって生殖に関係するせいしは生子でせい液は生液である。

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