クローンを食う時代
最近、韓国・中国で体細胞クローン牛を大量生産する動きがあるようです。
(韓国人博士の黄禹錫「世界初の商業用クローン牛を作る」韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.11.25)
(中国でクローン牛年間百万頭生産計画「今までで最も美味い」NEWSポストセブン2015.12.2)
体細胞クローンは、皮膚などの細胞から取り出した核を、核を除いた他の個体の卵子に移植して、胚を生産する技術であり、理論上同じ個体の胚を無限に作れる技術であるため、優良を家畜増産する目的で畜産領域においても研究が行われてきています。
現在、日本でも体細胞クローン牛は生産されていますが、農林水産省が出荷自粛要請を行っているため市場流通していない状況であり、諸外国においてもまだ市場流通した報告はないようです(厚生労働省 体細胞クローン家畜由来食品に関するQ&A)。
日本では安全性に対する検証が十分かどうか膠着状態である状況の中で、TPPの影響の中で安価なクローン牛が日本に流通・・・なんて事にならないために、輸入肉のトレーサビリティーの在り方等注視していく必要があります
一方、中国・韓国での流通後の影響を以て安全性が証明されるようであるなら、日本でもそれほど遠くない将来クローン牛を食べる日が来るのかもしれません。
データの捏造は勘弁ですが
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