ET研究所のゲノミック評価
たまに寒い日もありますが、北海道もだいぶ暖かくなってきました
2報目の投稿論文が受理されて、気分よく研究に励んでおります
モチベーションを上げて、今年度も頑張ります
さて、今年度ET研究所のゲノミック評価に使用する訓練群が
1万頭を超えました
訓練群とはゲノム育種価を推定する際に使用する学習データセットの
ことで頭数が増えれば増えるほどゲノム育種価推定の信頼度が
向上します。
シミュレーション研究において、黒毛和種の枝肉形質のゲノミック評価
における訓練群サイズは、7,000頭ー11,000頭程度は必要との
報告もあり(くわしくはこちら)、ET研のゲノミック評価も
一定の水準には達していると考えられます
私がET研究所に入会してから、5年が経ちましたが、
ゲノム育種価の信頼度は10%以上向上しました。
今後枝肉形質以外のデータも収集し、様々な形質の
ゲノミック評価ができるようになればと考えております。
何か改良対象とすべき形質がありましたら、
是非教えてください。
ゲノム育種価により選抜した全農種雄牛精液も販売中ですので、
ご興味ある方は、ぜひご連絡を!!
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