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2012年8月 1日 (水)

跛行と繁殖4

これまで蹄病の症例を紹介してきました。

↓この写真の道具何か分かるでしょうかsign02

Dscf2466

除草剤なんかを入れて噴霧する道具です。

通称「シャコシャコ」ですshine

これに抗生剤・リンコマイシンを水に溶かしたものを

蹄病予防のために後肢の副蹄の下に吹きかけてやるわけですconfident

これでPDDはある程度予防できているように感じます。

この道具、ほかにも放線菌症や打撲によってできた大きい膿胞を

洗浄するのにも便利だったりしますflair

モノは使いようですねconfident

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跛行が繁殖に及ぼす影響をにまとめた資料がありました。、

http://www.hooftrimmers.org/pdf/hta_lame_diag_repro.pdf

Melendezさんの論文によると跛行牛は(試験牛190頭中、跛行牛は65頭)、

初回授精までにかかった日数は5日延長し、

初回授精受胎率が58.9%減少し(42.6%→17.5%sign02

卵胞嚢腫の発生率が2倍以上増加し(11.1%→25.0%)

分娩後480日目での妊娠率が8.2%減少したそうですwobbly

う~んwobbly影響甚大ですねsweat01

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