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2013年2月14日 (木)

FTAI

まだ要約しかみてないのですが・・・。

性判別済み精液と通常精液の、FTAI(定時人工授精)における未経産牛の受胎率について、
紹介した論文がありましたので、ちょこっとご紹介。
この論文では、ホルスタイン未経産牛で、CIDRを14日間使用し、抜去時にPGを投与、
PG投与後66時間でFTAIを行っておりました(GnRHはAI後13日後に投与していた)。
PG投与時にパッチをはり、発情の有無を観察していました。
通常精液と性判別精液、発情の有無で受胎率を比較しておりました。
発情の発現率は、どちらのグループも55%前後だったのですが、
気になる受胎率みると、通常精液68%(82/120)、性判別済み精液38%(45/120)と、
通常精液群のほうが高く、また、発情発現の有無で受胎率をみると、
通常精液では発情の有無にかかわらず受胎率は60%前後と安定していたのにもかかわらず、
性判別済み精液では、発情が観察されなかったものの受胎率は、発情が観察されたものと比較し20%低下しておりました
(26% vs 46%)。
結果としては性判別精液の受胎はやっぱり難しいなweepという印象なのですが、
同期化方法として14日間プロジェステロン製剤を使用している点。
以前は卵子の老化が進むため、12日間以上留置後の人工授精は受胎率が低下する、
と記憶していたのですが、今回の論文では未経産牛だからか、そのようなことがなかった模様。
長期間入れてるわりに発情の発現率も55%前後とあまり高くない。
月齢がどれくらいで、FTAIのだいぶ前に発情が来たらどうしたか等気になるところはありますが、
自分の記憶はあてにならないな、と思った論文でした。
この論文の要約はこちら から。

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