F1交雑種、やはり強し!
最近、ET研は若い衆が増えてきたため、
ブログを更新する回数がめっきり少なくなった私ですが、
休日を利用して更新するとなぜかカエルネタばかり。。。
(4月13日更新もカエルネタ。。。)
さてさて、
近畿を境に東日本にはアズマヒキガエル、西日本にはニホンヒキガエル
という2つの系統のヒキガエルが生息しています。
最近、東京大学などの研究チームが東京都内のヒキガエル集団は
在来のアズマヒキガエルと西日本のニホンヒキガエルの
「交雑種集団」へと変化しており、
遺伝的な多様性や適応度が高く維持されていることを発表しました。
また、研究チームはオタマジャクシが孵化してからの日数と生存率との関係を
東京以外の関東エリアに生息するアズマヒキガエルと比較したところ、
都内の「交雑種集団」は明らかに高い生存率を示したそうです。
なるほど!
雑種強勢は、F1雑種個体が両親の特性よりも優れた形質を示す現象のことで、
動植物の育種改良法として広く利用されていますが、その機構は明らかになっていません。
今回の報告はその分子機構などを明らかにした論文ではありませんが、
「F1交雑種、やはり強し!」と納得させられる報告でした。
話は変わりますが、
全農ET研では(上記報告を引用すると「強くて!」)低価格な「F1交雑種胚(体内由来胚)」も取り揃えております。
「何とか、もう1産させて搾りたい」牛群などに是非ご検討ください。
また、夏場のヒートストレスによる人工授精(AI)の低受胎率を少しでも改善するために、
この「F1交雑種胚」あるいは「黒毛和種胚」の受精卵移植(ET)を強くお勧めいたします。
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