上士幌フードファイト
少し前に、師匠のボディビルダーが言っていた。
「食えることは才能だ」と。
食べるのを我慢するのも大変であるが、普通の量以上に
食べようとするのも、そうそう簡単なものではない。
牛でも人間でも、「たくさん食える」ことは特筆に値するようだ。
上士幌に「フォーシーズン」というお店がある。
ここのオムライスが、今日の彼の相手である。
このサイズ感が伝わるだろうか?
使っている米の量、なんと4合!
ET研のとある職員がこの難関に挑戦したのだ。
食べ始めて30分目、半分より少し食べたくらいで、
一気にペースダウン。しかし彼はあきらめない。
ベルトをゆるめ、胃の容積が広がるダンスを踊り始める。
するとどうだろう、止まっていたスプーンが動き始めたではないか。
45分経過。
さすがにもう無理か。
しかし彼は自らのほほをひっぱたき、自己を鼓舞してラストスパートをかける。
「あとちょっとだ!」
「ガンバレー!」
約50分で完食!
もう最後は、24時間テレビ、100kmマラソンの応援のようであった。
ET研で完食した人間は初めてだろう。恐るべき食い込み。
彼は勝者となり、伝説を残した。
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