• Img_20240426_184454149
  • Photo
  • Img_20240417_002617572
  • Img_20240402_212350667
  • Img_20240318_211517328
  • Img_20240221_220708341
  • Img_20240206_114426084_2
  • Img_20240206_114426084

« 管理耳標と子牛中耳炎の関連 | メイン | P4投与は小さな胚を救えるか? »

2014年2月12日 (水)

受精卵(命)を扱うこと

採卵をしているとまれに黄体数どおり回収卵が採れないことがあります。

原因は

・技術的な問題

・生殖器の問題(卵管閉塞など)

の二つが考えられると思います。

私もこれまで1000頭以上の採卵を行っておりますが、

念入りに子宮内を洗っても採れなかった際には非常に悩みます。

牛自体を治療不可能な負傷などでレンダリング(廃用)に出すときは非常に心が痛みます。

個人的には採卵結果で回収できていなかった場合(受精卵を生かせなかった場合)、

それと同等ぐらいに落ち込みます。

 

最近、人医領域の胚培養士を育てるコースが岡山大学で設置されたようです。

http://www.asahi.com/articles/ASG25633ZG25PPZB00Z.html

 

技術的な教育も大事ですし、加えて受精卵自体がやがて個体になるという

「命を扱うことの大切さ」

も是非学生さんに教えてほしいなぁと個人的に思います(全国の獣医学部でも)。

 

コメント

こんばんは!こないだとまるちゃんのおかげで、全農卵とまりましたよ~!初めての実験でしたが、良い結果でした。分娩まで気をつけて管理したいと思います!

とまるちゃんご活用いただきありがとうございます。AIでご利用いただいている農家さんもいらっしゃるようです。これからもよろしくお願いいたします。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。