新しくなって1年
今日は今年度12回目の十勝新ETシステムの移植日でした
今更ですが、新ETシステムとは発情の同期化処置をおこない、その後のETを集中的におこなうET研究所の事業の名称です。
今年度は十勝地方全域を月1回に集約しておこなう体制をとりましたので、3月のETで今年度最後のETとなりました。
1年を通しての思うことは…とにかくたくさん移植をした、ということです
というのもH24年度までは十勝を4分割しての作業でしたので、今年度は単純に4倍の頭数を一度に移植しています。
また十勝での昨年度の移植頭数は800頭、これに対して今年度は1259頭でしたので単純に移植頭数が1.5倍も増加しています
数字だけみてよくがんばった、と思ってしまった自分がいます
来年度は十勝のみならず、全国で新ETシステムの普及拡大を予定しています
もっと大変にはなりますが1頭でも多く受胎させられるよう今年度の反省も踏まえ新たな年度に繋げていきたいですね
話は変わりますが、移植に使ったYTガンです↓
これ実は1回使用したら使い捨てなのですが、こんな調子でたくさん使っているのでなんだかもったいない気がしています…。外筒のみを取り出し、シース管を子宮内に挿入する際の中芯として使用することはありますが、こんなに大量には使いません
なにか新たな使い道のアイデアありましたら募集中です
北見地方にも頼んだら、来てくれるのですか??
投稿: とおる | 2014年3月14日 (金) 23:50
とおる様
いつもET研ブログをありがとうございます。
現在のところは残念ながら北見地方での移植は予定しておりません。
ですが地域での要望が多くありましたら人員などの条件にもよりますが、他地域でのETも検討させていただきたいと思っております。
投稿: | 2014年3月15日 (土) 15:30
こんにちは、どう考えても優れた凍結卵であっても(新ET生移植)には敵わないと思われます。
実用化までの時間はどの位必要でしょうか?早期に農場への生卵の供給を希望していますが可能でしょうか。
投稿: 岐阜大石牧場 | 2014年3月15日 (土) 20:00
使用後のガンを回収して洗浄、滅菌、パーツの交換をして新品同様に作る事は出来ませんか?
1から作成するより良いのではありませんか?
質感や細部へのこだわりも感じる良いものだと思うので、移植器としての再利用を望みます。
メーカーさんによろしくお伝え下さい。
投稿: ふく | 2014年3月16日 (日) 13:46
こんにちは!なかなかこちらの方に来るのも難しいですよね!わかりました!
優良受精卵の更新はありそうですか??
投稿: とおる | 2014年3月17日 (月) 12:29
岐阜大石牧場様
いつもET研ブログをありがとうございます。
新年度は春産みとなる4-7月に府県での新ETを現在企画検討しております。
しかしながら岐阜県での新ETにつきましては受精卵の輸送および人員の移動方法がまだ確立できておりません。
ご希望いただいてるなか大変申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください。
投稿: | 2014年3月18日 (火) 10:29
とおる様
ご要望を頂いているなか申し訳ありません。条件が整いましたら是非北見にもETに伺いたいと思います。
優良受精卵につきましては現在のところ更新の予定はありません。
もし新たな優良受精卵が入手できましたらET研ブログにてご報告させていただきますのでよろしくお願い致します。
投稿: | 2014年3月18日 (火) 12:33
ふく様
いつもET研ブログをありがとうございます。
コメントが遅くなり申し訳ありません。
実を申しますと、当初はYTガンの一部を洗浄して再利用することも考えていたそうです。
ところがそれをした場合のほうが余計に製造コストがかかってしまうらしく結局使い捨て、という形をとっている、とのメーカーの話でした。
しかし、今後出荷本数が増えていけば1本あたりの単価を引き下げることも十分可能になるようです。
投稿: | 2014年3月19日 (水) 14:40