季節外れの大地の恵み
最近、朝晩がぐっと寒くなりましたね。
ここ1週間で本当に秋がやってきたように感じます。
そんな季節にもかかわらず、十勝の道を走ってると、意外な景色に出会うことがあります。
↑西日に、季節外れのヒマワリが映えます!
ヒマワリといったら、夏の観賞用作物だと思い込んでいた私。
実は、このひまわりは作物ではありません。
かといって、観賞用でもありません。
このひまわりは、この後、畑の肥料になるのです。
畑で作っていた作物の収穫を終えた後、もう一度ひまわりの種をまいて育てます。
夏は終わったとはいえ、まだまだ十分な日光を浴びて成長したひまわりは、たくさんの栄養を作り出します。
そのひまわりを刈り取ったりせず、丸ごと畑の中にすき込み、来年作る作物の肥料としてしまうのです。
この方法を「緑肥」と言います。
観賞用の花も心を癒されますが、
こうして植えられた花も、自然を大切にする農業へとつながっているのですね。
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