肢が痛いはずなのに…
ふと牛舎をみると肢を痛めた牛がいました
どうやら床を変えたばかりだったために、はしゃいで後ろ肢を開いてしまったようです。
股関節の脱臼だったりすると予後が不安ですが、なんとか立ち上がり歩き出したのでホッとしました。
こういう元気な牛は広い牛舎ではまた肢を痛めてしまうので一旦、1頭ごとに区分けされた牛舎でゆっくりしてもらいます
その後よく牛舎をみると他にも肢を痛めた牛が2頭ほど…
こちらもはしゃぎすぎたのでしょうか、急に連発してしまいました。
仕方ないのでこちらも先ほどの牛舎へ避難してもらおうとしたのですが、まだ若い未経産のホルスタイン。モクシでつないで連れて行こうとしたのですが慣れぬモクシに大暴れ、男3人を蹴散らして全力で逃げて行きました
お前さっきまで肢引きずってたじゃん…と思いましたが痛みも忘れて大暴走。
しばらく脱走牛との追いかけっこでした
へとへとになりながら1頭目が終わって2頭目、こっちは大丈夫だろうと思ったら再び大暴走
どうやら、元気がある→何かしらの要因で暴れる→肢を痛める→元気がある→逃げる
という関係性があるのかもしれません。
いずれにせ肢が痛い牛はしばらく狭い牛房でおとなしくしててください!
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