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2015年6月29日 (月)

二刀流!?

米科学雑誌サイエンスにメダカの生殖幹細胞が卵になるか、

精子になるかを決定している遺伝子を発見したと発表されましたmemo

生殖幹細胞とは卵または精子になる細胞で、

2010年に脊椎動物で初めてメダカの卵巣内で発見されましたflair

従来の考え方では、体の性に従って生殖幹細胞が卵巣内に存在すれば卵に、

精巣内に存在すれば精子になると考えられていましたthink

しかし、メダカのメスが卵を作る時に生殖幹細胞で活発に働く一方、

オスが精子を作る時にはほぼ働かない遺伝子「fox13」に注目したところ、

どうやらこの遺伝子が鍵だったようですねkey

この遺伝子を人工的に失わせたメダカを作ったところ、

メスの卵巣内で大量の精子が作られたそうなのですcoldsweats02

さらに半年後・・・

精子を作りながら卵も作れるようになったそうですよcoldsweats02coldsweats02coldsweats02

ど、ど、どういうことなんでしょうcoldsweats02sign02

精子を作るようになったメダカの卵巣の写真だそうです↓

http://mainichi.jp/graph/2015/06/12/20150612k0000m040158000c/001.html

遺伝子を人工的に失わせた個体から作られた精子も卵も

他の個体の卵や精子と受精して子孫を残すことができたそうですfish

動物のオスの多くは生殖幹細胞があり、生涯にわたって精子を作るのですが、

ヒトなどの哺乳類のメスは胎児の段階で生殖幹細胞は失われていると考えられていますbomb

この鍵となる遺伝子「fox13」は哺乳類では見つかってませんが、

鳥類や爬虫類には存在しているのだそうですpenguin

生き物の性の決定に関わっているものがまた1つ解明されましたねshine

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