ファームサミット2015
昨日のブログに引き続き、、、
先週の12月2日(水)に帯広で行われましたファームノートサミットに参加して参りました。
このセミナーは、酪農、畜産向けクラウドサービスを行っている帯広のITベンチャー企業、ファームノートが主催となって行っているサミットです。
今回は、様々な分野で活躍されている起業家、生産者の方々が登壇され、大変興味深い話をしていただきました
ITを活用することで被災地東北で農業を復興された話。
安愚楽牧場の倒産で真っ向に被害を被った牧場主さんの話。
ファームデザインズがここまで有名になった経営戦略の話。
また経営におけるブランディングがどれだけ影響を与えるかという話。
など。
中でも聴衆の心を惹きつけたのが、株式会社ユーグレナ代表取締役社長、出雲充氏による基調講演
「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました」
でした
2005年8月に株式会社ユーグレナを創業し、同年12月に、世界でも初となる微細藻ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外培養に成功し、石垣島を中心に培養を行っています。
バイオジェット燃料製造の事業化に向けた研究開発なども行っているらしく、さっそくサミットが行われた次の日の12月3日の朝刊に、ユーグレナ社長が載っていました。
内容は、ANAと共同して、ミドリムシを用いた国産バイオジェットディーゼル燃料を、2020年までに実用化を目指す、という記事です。
最初は、バングラデシュの子供達の栄養不足解消のためにミドリムシの研究を始められた出雲先生ですが、いまや地球環境保護の研究までに幅を広げられている先生の勢力に脱帽です。
今回のサミットは、いつも行っている繁殖の技術セミナーとは、また一味違った公演で、私自身を見直すきっかけとなりました。
また起業家の方々、今時の言葉を使うなら「意識高い系の人たち」は、何をモチベーションに普段勢力的に仕事をされているのかも大変、参考になりました。
また、機会があればファームサミット、参加したいです
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