おでん
受精卵の培養や実験に使う試薬は実験室にて手作りされていることは以前のブログ記事にもかきました。
この試薬をつくる際に大事な作業にメスアップと呼ばれるものがあります。
メスアップとは、メスフラスコなど定量用の器具で試料を目的の容積に合わせる作業のこと。
たとえば1Lの生理食塩水をつくる時は
食塩をよく水に溶かしたあと、フラスコの目盛りをみて溶液が1Lになるように調節します。
この調節する作業すごく大事なんです。
そして日ごろの生活でも活用することに・・・
大量のおでんを作っていた時にひらめきました。
おでんの素を決められた量の水にとかし、大根をいれると
大根になかなか味がしみないのですが、
大根を入れたあとメスアップすることでこの問題を解決できると考えました。
さてさておいしいおでんになったでしょうか・・・
実験室の知識がもっと日常生活に役立てばいいのにと思う今日この頃。
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