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2016年6月13日 (月)

真っ二つ

青森県の産業技術センター畜産研究所では、体外受精で「割球分離法」を用いることにより、一卵性双子の雄牛を誕生させることに成功したそうですgemini

http://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-35673425.html

同研究所では、県基幹種雄牛作りのために優れた雄の精子と雌の卵子を体外受精することにより種雄牛候補を生産しておりましたが、今までは候補牛の子供を成長させて肉質を調べて候補牛の素質を判定していましたdash

現在、県基幹種雄牛の認定には種雄牛候補の子15頭以上の肉質を調べるそうで、約6年もの期間が必要でした・・・

しかしながら、この技術により誕生した一卵性双子のうち1頭を種雄牛候補にして、同じ遺伝子を持つ別の1頭で肉質を調べることができるため、判定までの期間が約3年半に短縮可能になったそうですshine

さてさて、ここで使用された「割球分離法」とはどんな技術かと言いますと・・・

受精した卵子は発育を開始しますが、最初は1つの丸い細胞だったのが2つに割れていきますscissors

Day1_2

上の写真をご覧いただけばなんとなくイメージがつくと思いますwink

2つに割れているものもありますねsign01

そう、このお尻のよう・・・桃のように割れ目が入っている卵を1つずつに分離して、それぞれを培養することにより2個の受精卵に成長させる技術ですflair

1つずつに分離する際に慎重に行わないと、卵子が死んでしまいますので、上手に細胞を分離する技術が必要ですwobbly

この技術を利用して優れた種雄牛がぞくぞくと登場するといいですねhappy01

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