精液の採取
ET研究所では受精卵だけでなく,黒毛和種精液の販売も行っております
そのため,種雄牛からの精液採取はもっとも大切な仕事の一つです
精液の採取はいわゆる「横取り法」と呼ばれるもので,メスに見立てた擬牝台と
人工膣を用いて行います
これが擬牝台
(富士平工業HPより)
どう考えてもメス牛には見えませんが,悲しいオスの性質なのか,みんな擬牝台
めがけて突進していきます
そして,擬牝台に乗ったオスから精液を横取りするのが人工膣
またしても悲しいオスのさだめ,程よい圧力と温度に調節した人工膣に
射精してくれます
こんな風にだまされてばかりのオス牛ですが,そのパワーはとてつもなく強大なため,
採精作業は屈強な男性職員が細心の注意を払って行います
いざ戦いに挑む男たちの後ろ姿です
偽物のメス(擬牝台)をかけた人間と牛のオス同士のぶつかり合い,そうやって
ET研究所の精液は世に送り出されているのです
みなさん安全第一でお願いします
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