採卵練習
少し前、この4月からET研究所に配属になった獣医師が採卵練習をしていました。
練習の流れは、
1. 卵を子宮内に入れる。
2. 採卵する。
3. しっかり回収できているか、検卵してチェックする。
といった、あえて列挙するまでもなく、とってもわかりやすい手順
子宮内に入れる卵は
いつもの朝の採卵で出てきた、未受精卵などの使えない卵(くず卵)を有効活用します
採卵練習が終わり、回収できているかどうか検卵していると、
移植した卵とは、どうも様子が違う卵が出てきました
どんな卵かというと
下に写っているのが子宮に入れたくず卵(未受精卵)ですが
比べてみると上の卵の周りには、もやもやした何かが・・・
おそらくこれは卵丘細胞で
この卵は、どうやらこの牛から排卵された卵のようです
よく考えると当たり前のことではあるのですが、少し感動しました
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