採卵性のゲノミック評価
北海道は暑くなったり、寒くなったりで服選びがすごく難しいです。。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は黒毛和種における採卵性のゲノミック評価について検討した
論文をついに投稿することができたので、紹介させていただきます。
論文はこちら
本論文では、600頭弱の遺伝子型(SNP)データとET研で長年蓄積された
約2万5000件の 採卵記録を使用してゲノミック評価を行い、
従来の血統情報を利用した育種価評価との比較を行いました。
結果としては、600頭弱のSNPデータであっても記録の収集が進んでいない
若い個体に関してゲノミック評価の方が育種価の正確度が高くなるという
結果となりました
現在はSNPデータを増やしてさらに育種価の正確度が上がるかどうかの検討中です。
本検討を基に従来の枝肉形質だけでなく、採卵性形質の遺伝的改良を進めて
より多くの質の高い受精卵を生産者の元へお届けできればと考えております
今後もET研究所をよろしくお願いいたします
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