クローン牛、「デイジー」
ノーベル賞の影響かあまり話題になりませんでしたが、
ニュージーランドの国営研究機関「アグリサーチ」は、
2日、牛乳アレルギーの原因であるベータラクトグロブリンを
ほとんど含まない乳を出すクローン牛、「デイジー」を誕生させた
と米国科学アカデミー紀要(PNAS←すごい)で発表しました
デイジー嬢のお顔はこちらから
http://www.agresearch.co.nz/news/pages/news-item.aspx?News-id=12-10-02-01
論文を読んでみると、人為的に関連遺伝子の働きを弱く(ノックダウン)させてます
あと、アグリサーチお得意のドナー細胞の細胞周期をコントロールしての核移植です
10年前はこの辺の論文を読み漁ったので懐かしい感じがしました
たまーにアグリサーチの研究者と連絡を取り合いますが、このような研究を行っていることは知りませんでした
畜産学や医学を前進させるすばらしい成果だと思います
おめでとうございます
ホームページを見てみると今回の実験の一般向けQ&Aを作ったりと見習うところが多くあります
大変立派な研究機関です
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