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2012年10月 3日 (水)

跛行と繁殖5

久々の跛行と繁殖シリーズです。

今回は、HOARD'S DAIRYMAN 7月号に面白い記事が載っていたのでご紹介します。

跛行を示す場合、発情兆候が微弱になるのは想像に難くないですが、

記事によると、跛行牛では排卵のタイミングが早くなり、発情兆候を示すのが遅いそうです。

う~ん、なぜでしょう??

PGを含む炎症性物質が黄体退行を早めるのでしょうか??

下図の文献では跛行により空胎期間が延長することが分かりますflair

2_4

P. Melendezら theriogenology(2003) より改変 

最近採卵後にドナーの削蹄を自ら行うことがありますが、

跛行していなくても意外に潰瘍があったりして驚かされますflair

早期発見・早期治療が重要ですshine

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