跛行と繁殖5
久々の跛行と繁殖シリーズです。
今回は、HOARD'S DAIRYMAN 7月号に面白い記事が載っていたのでご紹介します。
跛行を示す場合、発情兆候が微弱になるのは想像に難くないですが、
記事によると、跛行牛では排卵のタイミングが早くなり、発情兆候を示すのが遅いそうです。
う~ん、なぜでしょう??
PGを含む炎症性物質が黄体退行を早めるのでしょうか??
下図の文献では跛行により空胎期間が延長することが分かります
P. Melendezら theriogenology(2003) より改変
最近採卵後にドナーの削蹄を自ら行うことがありますが、
跛行していなくても意外に潰瘍があったりして驚かされます
早期発見・早期治療が重要です
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