食べてすぐ横になると牛になる
「食べてすぐ横になると牛になるよ」と幼い頃母によく言われました
その言いつけを守らなかったばかりに現在牛のような体格です・・・トホホ
みなさんも言われた記憶があるのではないでしょうか?
しかし本当に牛になることはありませんよね(当然ですね)
行儀の悪さを戒める&太る原因になるという理由で
そのような言い回しをするのだと認識していました。
ですが、食べてすぐ横になる行為は健康上はむしろ好ましいそうです
食後は食べ物を消化するために胃腸周辺に血液が集中します
満腹になると眠気を感じるのも頭に血液が行かなくなるためです
食後むやみに身体を動かすと血液が筋肉の方に回ってしまい、
胃腸の血液のめぐりが悪くなるため、食べ物を十分に消化できなくなります。
つまり食べ物をきちんと消化するためには、
食後は横になって胃腸の働きを助けるのがいいそうです。
しかし食後に横になるのは良いとしても、
深夜の食事の直後に眠るのは“肥満”の元です
そのカギを握るのは、BMAL1という体内時計を調節するたんぱく質です。
BMAL1は脂肪の合成を促すとともに、脂肪細胞の分化を促進して
新たな脂肪細胞を作り出す働きがあります。
BMAL1は1日の中で変動し、起きてから18時間ほどで量がピークになります
昼間はほとんど生成されず、午後3時くらいが最も少ないそうです
深夜になると増加し、特に午後10時から深夜2時頃が一番多く、
なんと昼の20倍にもなるそうです
生活スタイルの違いで時間に個人差はあるとは思いますが、
太りにくい体にするためには、このBMAL1の動きを考えると、
遅くとも午後9時までには夕食を食べ終えるようにした方がいいそうです
みなさんも牛にならないように気をつけましょう・・・
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