飼料米の途中経過は?
オリンピックで日本人の活躍が続く今日この頃、寝不足の方も多いのではないでしょうか?
そんななか、テレビをみてますと非常に体の大きな某有名人が北海道のお米をPRしているCMを目にしました。
北海道のお米は長年にわたる品種改良の末、最高評価をもらえるまでになったことは有名かと思います
以前から話題になっていたものに飼料米があると思います。過剰な食用米の生産の一部を家畜の飼料用米へ転換しようという試みです
今月4日の日本農業新聞の記事ですが、肥育和牛に対して配合飼料の一部を飼料米に転換してもその後の肉質や発育に影響しなかったそうです。さらに30%を飼料米に転換した場合ではかかる費用も軽減できるとのことです。いつのまにか飼料用米の問題点である生産への影響と費用を解決することが可能となるまでに進んだようです
昔、飼料米の話を聞いたときは課題も多く、実用化までは時間がかかる(むしろ無理では?)と思っていましたが北海道の米同様、日々の改良と研究の進歩には驚かされました
様々な取り組みは農林水産省のHPにもあり、飼料米を給与する方法やその成果がまとめてあり、嗜好性、乳牛への給与なの取り組みがされているようです。
http://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/lin/l_siryo/siryo_mai/pdf/all.pdf
まだ政策的な問題もあり、すぐ実用化とはいかないでしょうがいずれ日本の新しい畜産の姿になっていくのでしょう
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