牛にモーツァルトを!!!
先日、新ETでお邪魔した農家さんで、牛舎にクラシック音楽を流している所がありました。
なぜ、クラシックを流しているのかと尋ねたところ「乳が良く搾れるのよォ」という返答。。。
たしかに、牛の乳を搾るときにモーツァルトを聞かせると乳が良く出ると昔から言われています。
だけど、全く科学的に根拠のない理論。
ほんと??と思い、調べてみると、大変興味深い本が
題名は「タンパク質の音楽」。
内容は、タンパク質を構成するアミノ酸はそれぞれ、楽譜の音階に割り当てることができるということなのです
つまり
①任意のタンパク質を構成するアミノ酸の一つ一つを特定の音の高さにマッピングし、音楽を作成する。
②特定のアミノ酸に対して、どのような音の高さを割り当てるかは、そのアミノ酸の分子の振動数によって決まる。
③振動数は質量に比例するため、各アミノ酸の音の高さは質量から求めることができる。
とのこと。。。
例えば、ある音楽研究者は、プロラクチン(乳腺刺激ホルモン)にはモーツァルトの曲とよく似た部分が何ヶ所かある、と述べています。
↑楽譜の最後の8つの音符がまさにその箇所らしいです。
実際に、ウシにモーツアルトの曲を聞かせると、聞かせる前より乳清がほぼ3分の1になったとか…。
ぜひ、牛舎にモーツアルトの曲を流されてみてはいかがでしょう?
モーツアルトの人生は35年10カ月と9日、そのうち10年2カ月と8日は旅に出ています。
そんな、モーツアルトは「旅をしない音楽家は不幸だ」と言っています。
そんな自由奔放な彼が作り出す音楽だからこそ、生物の自然現象をも作り出してしまったのですね
奥が深い…。
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