凍結精巣から生きた子マウス
横浜市立大学大学院生命医科学研究科の小川毅彦教授らは理化学研究所バイオリソースセンターなどと共同で、凍結した精巣組織から、生きた子マウスを作出することに成功しました!!
(Nature Communications 2014年7月2日)
今回の研究では、受精卵の凍結にも用いられている緩慢冷却法およびガラス化法を用いて新生仔マウスの精巣組織を凍結保存し、その後解凍した組織を培養しました。その結果凍結保存しなかった組織と変わらない割合で精子形成が生じることがわかりました。 この精子を用いて顕微授精を行ったところ、合計8匹のマウスの仔が生まれたそうです!!
この方法は、従来不妊治療の対象となりにくかった思春期以前の男性患者へ応用できるかもしれません。
男性不妊治療を大きく前進させる研究成果ですね
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