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2014年12月18日 (木)

「危険」を伝えるフェロモン

 爆弾低気圧の影響は収まったようですが、十勝の冬はこれからどんどん寒さを増して行きますsad

 ここ数週間、暖かさを求めて室内に入ってきたネズミを目撃することもあり、トラップを仕掛けて対処しておりますcat

 ネズミは一度掛かった罠にはかからないと言われていますが、先日東京大学の研究グループにより、この危険を伝える物質が特定されたそうです。(「危険」を伝えるフェロモン=ラットで初特定-東大など 時事ドットコム2014.12.16)

 東京大学大学院農学生命科学研究科の武内ゆかり准教授らは、ラットが危険を感じた際に肛門付近から発するさまざまな匂い分子を分析し、ラットにかがせて反応を見ることで、どの分子が「危険」の情報を伝えているかを調べました。その結果、4メチルペンタナールとヘキサナールと呼ばれる二つの分子が、フェロモンとして機能していることが判明し、どちらか一つでは機能せず、二つそろって初めて機能することも分かったそうです。

 研究の成果は嗅覚を用いたコミュニケーションや害獣対策への応用が期待されているそうです。

 ・・・命の危機が高まると繁殖能力が向上するという話を聞いたことがある方も多いかとは思いますが、ひょっとすると繁殖にも何らかの影響を与えているかもしれません。今後の研究も注視していこうかと思います。

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