真っ赤お鼻の・・・
全国のET研ブログファンの皆様、メーリークリスマス
皆様はどのようなクリスマスをお過ごしでしょうか?
クリスマスといえばサンタクロースがトナカイに乗って現れ、枕元にプレゼントを置いていってくれるわけですが、本日はそのトナカイに注目してみます!
トナカイはアイヌ語の「トゥナカイ」に由来し、英語では「reindeer」、北米では「caribou」とも呼ばれております。ユーラシア大陸やアメリカ大陸北部のツンドラ地帯に群れを成して生息し、草食性の強い雑食性で夏は草や葉、時にレミングや虫等の小動物を食べ、冬は角や蹄で雪を掻き分けて下に生えた地衣類を食べるそうです。シカ科で唯一、雌雄共に角があり、繁殖期におけるオスの抗争だけでなく、雪を掘ってエサを得る役割もあるそうです。人類が最も古く家畜化した動物の一つでもあり、乳用、食肉用、毛皮用に加え、ソリを引く使役や荷役にも利用されてきました(以上、ウィキペディア調べ)。繁殖期は9月上旬から10月中旬だそうです。
トナカイの繁殖技術はどの程度進んでいるかと思い調べたところ、人工授精や過剰排卵処理、受精卵移植を行った報告は見当たりませんでした20年前に体外受精により、卵母細胞154個中2個が桑実胚期まで発育したという報告がありました(In vitro maturation and fertilization of oocytes from Norwegian semi-domestic reindeer (Rangifer tarandus ),Krogenaes et al,Theriogenology. 1994 Feb;41(2):371-7.)。研究対象としてはまだいくらでもできることがありそうですね
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