染色体検査
近年,「染色体検査」という言葉を耳にする機会は多いと思います
染色体検査とは,文字通り染色体の異常の有無を調べるための検査方法で,ヒトでは先天性疾患の検査や出生前診断にも
用いられています。
染色体異常には,染色体の構造異常の他に,異数体と呼ばれる染色体の不足や過剰などの数的異常があります。
特に重度の数的異常である三倍体や四倍体では,すべての染色体の数が三倍もしくは四倍になり,通常は流産します
ヒト医療においては徐々に普及しつつある染色体検査ですが,実はウシでも重要なんです
そしてこれがウシの染色体
ウシの染色体数は2n=60ですが,ちゃんと60本の染色体がありました
どうやら私が調べた胚は異数体ではないようです
この馬の蹄のような形をした物体の中に生物の遺伝情報のすべてが含まれていると思うと不思議です
いつか自分の染色体も見てみたーい
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