繁殖義塾での採卵始まる!!
先日,ET研究所の新たな分場である「繁殖義塾」の紹介をさせていただきました
(12月9日ブログ記事「繁殖義塾」より)
そして今週,ついに繁殖義塾での採卵を開始いたしました
豊頃,池田,札内,幕別の4農協にご協力いただき,
2日間で和牛25頭の採卵を行いました
繁殖義塾ではこの日のために施設(もともとは小学校でした)の改装を進め,
ET研究所が誇る超熟練獣医師3名をはじめとし,多くの移植師,検卵者,
採卵補助者による総力戦となった今回の採卵の様子をお伝えします
準備完了!!
嵐の前の静けさです
いよいよウシが搬入されました!
気合がみなぎってます
回収した受精卵のうち121卵は,即日十勝管内の繁殖農家に届けられ,
ET研究所の技術者が移植を行いました
集約採卵だけでなく,この一斉移植もまた,ET研究所が進める重要な
プロジェクトの一つです
多くのメディアにも取りあげていただきました
十勝毎日新聞記事
(12月21日)より
採卵および移植を行うためには,何週間も前からホルモン剤を使用した
同期化をはじめとし,入念な準備を行う必要があります
今回の採卵・移植にご協力いただいた生産者の皆様,そして農協職員の皆様,
本当にありがとうございました
繁殖義塾にて行う採卵では,回収した受精卵をET研究所で買い上げるため,
受精卵不足を解消するだけでなく,繁殖農家の皆様の所得向上につながります
今回行われた繁殖義塾での採卵は,日本の畜産生産の未来を大きく動かす,
重要な一歩となったと確信しております
今後もET研究所の進化を見守っていてください
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