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2017年5月12日 (金)

フィルター洗浄

 

さわやかな初夏の季節を迎え,ET研研究所での採卵は順調に進行しておりますhappy02

長い冬のコールドストレスから解放され,高品質胚がぞくぞくと採れていますよtaurus

 

さて本日はちょっと久しぶりになってしまった「地味にすごい!シリーズ」第二弾ですsmile

 

本日紹介するのはこれsign03

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採卵用フィルターの洗浄ですsign03

 

採卵用フィルターについては少し前に紹介しましたが,覚えていらっしゃいますかsign02

(3月10日記事「採卵用フィルター」参照)

 

子宮の還流液は上の写真のようなフィルターを通し,受精卵だけをキャッチしますflair

このフィルターに集められた受精卵をシャーレに移して検卵をするのですが,

このフィルター洗浄こそが受精卵の回収率を左右する,超重要な作業なのですrock

 

子宮内の粘液は還流液とともに洗い出され,このフィルターに絡みますcoldsweats01

特にホルスタイン経産牛は粘液が多く,フィルターが詰まってしまうこともしばしばshock

フィルターに絡んだ粘液は受精卵も絡めていることが多いので,

しっかり粘液をはがさないと受精卵をシャーレに移しきることができません…

 

ET研究所が誇る職人はフィルター洗浄歴10年以上,まさにプロ中のプロですhappy02

本日も非常に軽快な音を立てながら粘液をはがし取っていましたshine

 

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びっしりこびりついた粘液を水圧で浮かし,浮いた部分から攻め込んではがし取るsign03

熟練のなせる業ですねぇconfident

たまに職人以外もフィルター洗浄をしますが,音が全然違いますsmile

 

受精卵の回収率にお悩みの方,フィルター洗浄を見直してみてはいかがでしょうsign02

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