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2017年7月

2017年7月28日 (金)

卵胞嚢腫

 

食肉処理場で卵巣を採取していると,しばしば写真のように巨大な卵胞を持つ

卵巣に遭遇しますwobbly

 (右側は通常サイズの卵巣ですsweat01

  

Photo

  

巨大な卵胞は「卵胞嚢腫」と呼ばれる病気の一つで,発育した卵胞が排卵せずに

卵巣にとどまり続けることで発生しますeye

分娩後のウシではこの卵胞嚢腫が高い確率で発生するため,畜産経営に大きな

損害を与える非常にやっかいな存在ですshock

 

卵胞嚢腫があると採卵プログラムに入れないため,ET研究所においても

効率的な治療方法を確立すべく奮闘しておりますtaurus

 

この卵胞嚢腫,どうやらヒトでも発生するみたいですねflair

ヒトの卵胞嚢腫の中には「皮様嚢腫」と呼ばれるものがあり,

巨大な卵胞の中に皮膚や髪の毛,骨などが含まれるそうですcoldsweats02

卵巣の中に髪の毛なんて,怖すぎる…crying

 

ウシにおいて卵胞嚢腫の発生が多いのは冬だといわれていますが,

最近やたら多いような…sweat01

やはり連日の暑さでウシもまいっているのでしょうかweep

 

十勝の短い夏はもうすぐ終わろうとしていますconfident

ウシたちよ,あと少しの辛抱だsign03

 

2017年7月27日 (木)

畜魂祭

今週の月曜日に畜魂祭が執り行われました。

ET研究所職員だけでなく、上士幌の畜産に関わる多くの方が参列しました。

Img_1785

立派な碑のもとで供養は滞りなく終了しました。

個人的には乾杯が牛乳だったのが印象的でしたtaurus

研究、生産両方に大変貢献してくれている牛さん達への感謝の気持ちを忘れずに

自分自身に気合を入れ直し、これからも業務に邁進していきたいと思いますdash

2017年7月26日 (水)

会議室

ET研究所の会議室に入ると...

今まで発表されてきた研究のポスターがたくさん貼ってありますsign01

Shashin_3

働き始めて4ヵ月の私にとって、まぶしい光景ですshine

いつか先輩方のような研究ができるよう

勉強していきますpencil

2017年7月21日 (金)

ペーパー獣医師

 

黄金の左腕を持つスーパー技術者がひしめくET研究所ですが,

ごく少人数ではあるものの,ウシにほぼ触ることのないペーパー獣医師が存在しますsweat01

 

かくいう私もその一人bleah

 

人工授精や採卵の技術を一応習得してはいますが,普段は実験室にこもって

顕微鏡ばかり覗いておりますeye

採卵においても検卵や受精卵の品質評価を担当しているため,

獣医師っぽい仕事は一切行っていないという見事なペーパーぶりcoldsweats02

 

ところが本日sign03 深刻な人員不足によりペーパー獣医師である私も

久々に採卵を行うことになりましたsmile

3か月ぶりの採卵ということで,ちゃんとバルーンを設置することができるかドキドキheart01

 

久しぶりでも体は覚えているもので,きちんと回収することができたようですcoldsweats01

あ~よかったcatface

 

Photo

(本日は写真がないので先日の採卵棟の様子です)

 

緊急出動さえできない真性のペーパー獣医師にならないよう,たまには現場で

汗を流すことも大切ですねsign03

 

2017年7月20日 (木)

お気に入り

みなさんこんにちは。

働き初めて3か月、検卵に参加してまだ一か月も経っていないのですが、

ランク分けなどに悪戦苦闘しながらも頑張っておりますdash

今回は検卵において重要な道具について少し紹介します。

それはこちらです。

1

そう、顕微鏡ですsign01

自分はこの顕微鏡がとてもお気に入りで、大抵この顕微鏡で検卵していますeye

ET研にある顕微鏡の中でもかなり古いものらしいのですが、自分には一番見やすいです。

まだまだ未熟ですが、どんどん検卵して慣れていきたいと思いますsign01

よろしくお願いしますconfident

2017年7月19日 (水)

画像編集

研究をしていると、何度やっても楽しい作業が存在します。
わたしの好きなことといえばup
蛍光画像の撮影と画像編集ですgood 


よくブログに登場するこのような写真movie
受精卵の細胞を蛍光染色したものです。ひとつひとつの細胞が青く染まっています。


P6160323

この染色では生きている細胞と死んだ細胞(死細胞)ともに染まってしまうため、
死細胞のみを別の色に染めて、生きている細胞の数を算出します。
死んだ細胞は赤色に染めています。

それがこちら

P6160324


赤く染まっている細胞が4つありますね。

そしてこれを発表などに使用する際は画像編集ソフトで重ねて・・・・
下のような画像をつくります。

P6160323merge

きれいな画像に仕上がるように調整をおこなっています。
満足いくものが出来上がると気持ちいいものです。lovely


2017年7月14日 (金)

戦力アップ!!

 

連日猛暑が続いていますが,いかがお過ごしでしょうか?

ET研究所のウシたちもヒートストレスに負けぬよう,頑張っておりますtaurus

 

本格的な夏を迎え,ET研の新人職員および研修生もたくましく成長しておりますbleah

 

受精卵を扱った経験ゼロの新人さんたちは日々地道な練習を重ね,

検卵業務の戦力として加わるようになりましたflair

 

Photo

 

検卵室の顕微鏡はフル稼働ですsign03

2-3人体制で検卵をしていた昨年度が懐かしい…catface

大幅な戦力アップのおかげで,検卵のスピードは格段に上がりましたshine

 

日々パワーアップしていくET研究所をこれからもよろしくお願いいたしますsmile

2017年7月12日 (水)

ナイタイ高原レストハウス

先日、ランチにナイタイ高原のレストハウスに行ってきましたrestaurant

レストハウスに到着し、車を降りると

気持ちいい風が吹いており、涼しく感じましたhappy01

放牧されている牛たちも涼しさを感じていることを願いますtaurus

おいしいランチと広大な景色を堪能し、充実したお昼休みでしたdelicious

Naitai

2017年7月 7日 (金)

繁殖義塾実習その1

 

全農繁殖義塾において,繁殖技術研修生は受精卵生産の技術習得だけでなく,

定期的に講義および実習によってウシ繁殖の基礎的知識を学んでいますhappy02

 

今週行われた実習はこれsign03

 

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ウシ生殖器の解剖実習ですflair
 

ウシの膣から子宮頚管,子宮,卵管そして卵巣の位置関係やサイズ,

内部構造などを実際に体感しながら学びましたpencil

さらには色素の入ったストローで人工授精をし,自分が意識した位置に

きちんと注入できているかを確認しましたsmile

 

と場で採取した子宮は血まみれでグロテスクな状態なため,ひいてしまう研修生も

いるのではと心配していましたが,みんな一生懸命子宮をいじり倒しておりましたbleah

 

講義が終わった後,とっても嬉しいコメントをくれた研修生が…weep

  

「この実習を受けたことで,今後の直検に対する意識が大きく変わりますshine

…思わず泣きそうになってしまいましたcrying 

 

研修生の皆さん,全農義塾でしっかりと学んで技術を身につけ,

日本の畜産の未来を支える技術者に成長してくださいsign03

 

私たちは全力でみなさんを応援し続けますhappy02

 

2017年7月 4日 (火)

「むつき」号と「はなこ」号の凍結受精卵を販売します

皆様お待たせいたしましたbleah
高育種価牛「むつき」号と「はなこ」号の凍結受精卵を販売します。

詳細は下記をご覧ください。

0704


07042

お気軽にお問い合わせください。