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2017年10月

2017年10月27日 (金)

テレビが来た!!

 

少し前のことになりますが,ET研にテレビ取材がありましたshine

 

10月8日にフジテレビ系列で放送された

「レストランバスで行く!大自然まるかじりツアー~にっぽん農業の魅力再発見!」

という番組の中で,ET研が少しだけ紹介されましたhappy02

  

放送は1分程度の短いものだったのですが,ET研の取り組みについて幅広く

盛り込まれており,感動的な仕上がりでしたcrying

それもそのはずsign03実はこの1分間のために大勢のテレビクルーの方に

お越しいただき,なんと2日がかりで撮影を行いましたcoldsweats02

  

撮影風景を少しだけ紹介しますwink

  

移植の様子(残念ながら放送されず…)taurus

Photo 

受精卵のストローづめsign01

   Photo_4

 

所長の独占インタビューheart02

 

Photo_3 

日常の見慣れた光景のはずが,とてつもなくかっこいい動画となっておりましたshine

残念ながら放送は終わってしまいましたが,いつか再放送されることに期待しますhappy02

 

今回の撮影にご尽力いただいた関係者の方々に深く御礼申し上げますconfident

 

2017年10月26日 (木)

夕方になると...

日が暮れるのが早くなってきましたnight

この時期になると、夕方には牛舎の中は暗くなってしまいます。

Gyusya

牛舎の電気を点けて行われるのが

ET研究所の大切なお仕事の一つ、発情観察ですtaurus

しっかりと記録をとるために、寒さに耐えつつ観察していきますeye

いつも牛舎でお仕事をしているチームの皆様、本当にお疲れ様ですshine

2017年10月25日 (水)

気性は遺伝する?

最近採卵際の牛引きを手伝うようになったのですが、すんなりついていく子もいれば、中々前に進まない子など

個体により反応は様々です。牛舎に入る機会はまだ少ないのですが、寄ってくる子もいれば、警戒する子もいま

す。

Belyaevらによるキツネの選抜実験では、ヒトの接触に対する反応を得点化し、その得点による選抜を行った

所、従順性を示す個体が増加したようです。

黒毛においても従順性やストレス耐性などに遺伝的要因が絡むのであれば、選抜することでもしかすると採卵

成績などに影響を与える可能性もあります。

従順性をどのように形質化するのかを考えなければなりませんが、こういった評価ができれば面白いかもしれま

せんね。

2017年10月20日 (金)

ルーキーデビュー!!

 

4月に研修を研修を開始した全農繁殖義塾の繁殖技術研修生ですが,

この半年間で目覚ましい成長をとげておりますhappy02

 

研修生は採卵を行う供卵牛チーム,移植を行う受卵牛チーム,農家採卵や

十勝新ETに同行する義塾チームの3チームに分かれて研修を行うのですが,

すでにチームのローテーションも行い,幅広い技術を身につけておりますtaurus

 

8人の研修生のうち人工授精師の資格を持っていた4人は移植師の講習会を終え,

持っていなかった4人は見事全員人工授精師の資格を取得しましたflair

 

そしてついにsign03新たに人工授精師の資格を取得したルーキーたちが

人工授精デビューしておりますshine

 

20171018_15_49_12 

写真は今年の春に高校を卒業してすぐに研修を開始したKくんeye

 

技術の習得が早くセンスがあると評判の彼は,後ろでカメラを構える私の

プレッシャーにも負けず,あっという間に授精を終えていましたhappy02

腰を振る暴れウシだったのですが,本当に上手に対応していましたcoldsweats01

すごいsign03

 

日々前向きに腕を磨く研修生たちの成長ぶりは本当にたくましいですshine

もうすぐ移植師の講習会を受けた4人の結果も出る予定ですので,

さらなるルーキーたちの活躍に期待したいですねsign03

 

2017年10月19日 (木)

安全運転講習会

昨日のお昼、ふと外をみると、雪がぱらついていましたsnow

もう冬はすぐそこです。

北海道の冬に慣れていない人がET研究所には、ちらほらおりますeye

(今年から入った繁殖義塾生や私のような新人職員がいるので...)

そんな上士幌で私たちが冬でも安全に出勤できるよう、

本日、安全運転講習会が行われましたrvcar

171019警察の方がET研究所までいらしてくださいましたshine

交通事故が実際に起きてしまった状況も教えていただき

運転をする際の気の持ち様を再認識しましたpencil

「かもしれない」運転を心掛けてこれからも通勤しますcar

2017年10月18日 (水)

ゲノム

ゲノム育種という言葉をご存じでしょうか。

従来の血統情報を利用した育種価予測とは異なり、ゲノムの全域を網羅した一塩基多型(SNP)の情報を

利用した育種価予測法となります。

このゲノム育種は、血統による評価と比べ、後代を持たない若い世代の評価に特に優れています。

ET研究所でもこのゲノム育種の技術を用いて評価を行っており、

肉質や増体などに優れた牛群の造成を目指しております。

また形質データがあれば、枝肉形質以外の評価も可能です。

他にもSNPの情報により、ある形質に関わると考えられる候補遺伝子を特定したりなど

様々な使い道があります。

この技術を用いて、遺伝的能力に優れた個体を選抜していき、

優れた受精卵を供給していけたらと思いますhappy02

2017年10月13日 (金)

繁殖義塾実習その2

 

少し前の話になりますが,全農繁殖義塾にて受精卵生産を学ぶ繁殖義塾研修生に

受精卵の品質評価についての講義と実習を行いましたhappy01

 

受精卵生産においては,採卵や移植だけでなく,検卵や品質評価といった

ラボ作業も非常に重要な技術ですshine

受精卵の入ったシャーレからいかに早く正確に受精卵を見つけるか,そしていかに

品質の高い受精卵を見分けるかが受胎性を左右するといっても過言ではありませんtaurus

 

ということで,まずは受精卵の発育コードと品質コードについての講義からflair

 

受精卵の発育・品質コードは,国際胚移植学会(IETS)によって

公式に定められておりますeye

胚盤胞であれば発育コード「6」,高品質胚であれば品質コード「1」,

二つを合わせて「6-1」というように,受精卵の状態はすべて

この二つのコードで表されます。

 

Photo 

みんな真剣に学んでいますbleah

  

ひととおり座学で学んだあとは,検卵室に移動して受精卵をみながら

発育・品質コードを判定してもらいましたconfident

 

2 

全問正解者から帰れるといういじわる(!?)にも負けず,なかなかの

のみこみの速さに頼もしさを感じましたbleah

 

これからたくさん練習を積んで,人工授精や移植といった現場作業だけでなく

検卵のプロになってくださいねsign03

 

2017年10月11日 (水)

紅葉

ET研究所の周りも、すっかり秋に染まっていますmaple

Maple_2

北海道の長い冬も、間もなく到来しそうですeye

2017年10月 6日 (金)

研究発表会

 

ET研究所の親組織である全農の畜産生産部には,ET研の他に飼料畜産中央研究所

および家畜衛生研究所という二つの研究所が所属していますflair

どちらも牛・豚・鶏を対象として飼料やワクチン開発などの研究を行っており,

ET研ともしばしば共同研究をしながら全農の畜産技術を支えておりますhappy02

 

本日は,この3つの研究所による合同研究発表会でしたshine

都心のど真ん中に位置する全農本所の32階で皇居を見下ろしながら研究発表を

するという状況に,田舎者の私は終始ドキドキしておりましたheart04

 

20171008_21_41_43

 

感染症予防のための疫学的調査から最先端の遺伝子工学技術まで,

家畜生産技術向上のための幅広い研究発表が行われ,大変勉強になりましたconfident

どれもが生産者・消費者の皆様の生活に貢献するための実践的研究であり,

全農の持つ技術力の高さに身内ながら感銘を受けましたflair

 

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今回の発表会を通して強く感じたのは,横のつながりの重要性ですeye

私は普段,北の果てにあるET研にこもってウシ受精卵のことばかり考えて

おりますが,こうして動物種や研究分野を越えて情報収集をし,議論することで

研究の幅が広がりますし,新しい発想のためのヒントを得ることができますup

  

また,専門外の方々に研究をわかりやすく伝え,理解してもらうために,

自分の研究の本質や意義について見つめなおすことができましたtaurus

技術や研究により得た情報は,人に伝えて受け入れてもらうことで初めて

意味のあるものなのだと思いますwink

  

これからもET研のみならず全農職員一同一丸となって,皆様の生活を

より良いものにするための技術開発に邁進してまいりますsign03

どうぞ応援よろしくお願いいたしますtaurus

2017年10月 5日 (木)

研修

去年まで関西に住んでいた自分としては、10月でこの寒さは衝撃ですbearing

真冬の十勝に耐えきることができるのかが少し不安になってきました・・・

さて、本日は朝から夕方まで農協法に関する研修がありました。

研修なので、どこかの研修施設で行われるのかとお思いかもしれませんが、

なんとテレビ会議という形でET研究所内で受けることができるのですsign01

昔は札幌までわざわざ行って受けていたということですから便利な時代になったものですhappy02

研修自体は、久々の座学だったので序盤は苦しみましたが、後半になるにつれて

興味深く聴講することができました。

自分の研究に邁進することも重要ですが、時には足を止め、新たな知識を入れることで

新たな発想も生まれてくるような気がします。

農協法にもあるように、農家の方の利益になるような研究をこれからも行っていけたらいいなと思いますsign01

これからもET研究所をよろしくお願いいたしますsign03