ATPはイイにおい!
先日、
「連続採卵による成績低下を抑制したいです」
で、
L-カルニチンが、
脂肪酸をミトコンドリアに運んでATP産生を。。。ということを書きました。
このATP、
魚類には非常においしそうな<におい>がするそうです。
以下の動画で一目瞭然。
YouTube: ATPのおいしそうな匂いに誘われて / ATP attracts zebrafish
おもしろい!
ATPに魚が引き寄せられ、
餌を探す行動をとってます。
この発見によって、
今後は養殖魚の餌にアデノシンを混ぜて低コスト化するなど、
水産分野での貢献が期待されてます。
なるほど~。
身近なところでは、
釣り餌に混ぜて売ってほしいですね。
サビキのアミエビに入れたり
ワームに塗りつけたり?
めちゃ売れそう。
しかしながら、この行動、魚類だけのようです。
畜産界でも個体の発育時期によって餌の食い込みをコントロールできるようになれば。。。ですね
さて、今回の実験の詳細は
An Adenosine Receptor for Olfaction in Fish
Current Biology
Wakisaka et al., 2017
をご覧ください。
コメント