ウ◯コを食べます
凡人にはちとハードプレイです。
ウ◯コを食べる動物は、
やはりというか比較的少ないんですが、
ヒトに近いチンパンジーは下痢になると、
他人(他チンパンジー)のウ◯コを食べることがあるらしいです。
これで腸内菌叢が健康型に傾き、
下痢が治るんですね。
ヒトはというと、
4世紀ごろ中国で、
命が危ぶまれるような重度の下痢に対して、
健康なヒトのウ◯コを溶かして、
上から飲んだのが始まりみたいです。
この技術、実は最近でもやられてたそうですが、
ミキサーでウ◯コと生理食塩水をミックスすると
当然のことながら実験室に悪臭が漂い半端ないらしい。。
しかし、このお薬を、
(近代は)下から大腸入れると、
結構な確率で下痢が治まります。
これを上品に
「糞便移植」と言います。
感染症の問題とかなければ、
子牛や子豚でも使えるらしいですね。
牛の「胃液移植」も同様に菌叢を整えて、
食欲などを改善します。
この菌叢の研究(解析すること)を
「マイクロバイオーム」
と言いますが、なかなか熱い分野です。
例えば、
無菌で飼われたマウスに、
「太ったヒト」のウ◯コを与えるとどうなるの?
って研究がヨーロッパで行われました。
みなさんの予想通り、
ウ◯コ投与区マウスは無投与区と比較すると
同じ餌を食べているにも関わらず体重が増加したわけです。
で、研究では体重増に影響を及ぼした菌は何だ!
と同定するわけですね。
じゃあ、逆(痩せたヒトのウ◯コ区)は?
って話は次の機会に。。
ウ◯コダイエットって流行るかも??
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