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2019年1月15日 (火)

ウ◯コを食べます

凡人にはちとハードプレイです。

ウ◯コを食べる動物は、

やはりというか比較的少ないんですが、

ヒトに近いチンパンジーは下痢になると、

他人(他チンパンジー)のウ◯コを食べることがあるらしいです。

これで腸内菌叢が健康型に傾き、

下痢が治るんですね。

ヒトはというと、

4世紀ごろ中国で、

命が危ぶまれるような重度の下痢に対して、

健康なヒトのウ◯コを溶かして、

上から飲んだのが始まりみたいです。

この技術、実は最近でもやられてたそうですが、

ミキサーでウ◯コと生理食塩水をミックスすると

当然のことながら実験室に悪臭が漂い半端ないらしい。。

しかし、このお薬を、

(近代は)下から大腸入れると、

結構な確率で下痢が治まります。

これを上品に

「糞便移植」と言います。

感染症の問題とかなければ、

子牛や子豚でも使えるらしいですね。

牛の「胃液移植」も同様に菌叢を整えて、

食欲などを改善します。

この菌叢の研究(解析すること)を

「マイクロバイオーム」

と言いますが、なかなか熱い分野です。

例えば、

無菌で飼われたマウスに、

「太ったヒト」のウ◯コを与えるとどうなるの?

って研究がヨーロッパで行われました。

みなさんの予想通り、

ウ◯コ投与区マウスは無投与区と比較すると

同じ餌を食べているにも関わらず体重が増加したわけです。

で、研究では体重増に影響を及ぼした菌は何だ!

と同定するわけですね。

じゃあ、逆(痩せたヒトのウ◯コ区)は?

って話は次の機会に。。

ウ◯コダイエットって流行るかも??

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