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2019年5月

2019年5月31日 (金)

ネットがザワついておりますな

朝、娘が

「液体のり」で細胞が増えるらしい

と教えてくれました

おやじは

「ほえ?」

って感じで携帯をいじると

東大医科研がコンビニで売ってる液体のりで造血幹細胞を増やした

とネットには非常にわかりやすく要約されてます

まだ論文は手元にありませんが

nature読んでみよう

山崎さん!三大メジャージャーナル、コンプリートじゃないですか!

おめでとうございます!

しかし、わかりやすい内容だし、社会貢献度がすごい、、、

脱帽でございます、、、

さて、今から四国に向かいますよ

2019年5月28日 (火)

事業検討会@九州分場

部長を向かえて

九州分場 事業検討会

をおこないました

2019年度の目標を確認しつつ

進捗を報告します

農家採卵、移植事業ともに順調です

なかにはET後の受胎率88%と報告するつわものもおりますよ

頼もしいかぎりです

打合せ終了後は懇親会

今後の方向性について

熱く語ります

しかし、本日は部長の海外出張話で

爆笑(笑)

Photo

お疲れ様でございました

2019年5月25日 (土)

人工知能にIVF卵の受胎の可能性を計算させます

すなわち、この受精卵は何パーセントの確率で着床できますか?

って質問に回答してくれるくらいカシコイ人工知能があります

現在、日本卵子学会で展示中です

ソニーさんのブース

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観察装置

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一度に最大1000個の卵子を観察

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明日まで広島国際会議場で展示してます

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お近くの方は是非お立ち寄りください

今回、来場できない方にはカタログをお送りできます

ご希望の方はコメント欄にお名前と送り先をご記入ください

(公開されません)

2019年5月24日 (金)

抜群の安定感@熊本

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現在、採卵中

秘訣を聞くと

「青草ば食べさせよる」

らしく、採卵するぞって決まった時くらいから与えるみたいです

与えすぎると太りますからね

平均10個オーバーが

ずーっと続く熊本です

2019年5月23日 (木)

培養肉のお値段は?

先日、

「人工サイコロステーキ」

という記事で

最近はいくらで作れるんだろうとつぶやいてましたが、

nature

培養肉が熱いぜ!

って記事がありました

そこには、

2013年当時、人工肉でつくったハンバーガーは

3100万円

のコストがかかったそうです

1個ですよ!

で、最近は、、、

6万3000円で作れるようになったそうです

お!

劇的に安くなった!

とは言っても絶対買えない

もっと安くなって、最初に店頭に並ぶ人工肉は高級なものではなく、

ファストフードの肉に似たものになるらしいです

しかし、たった6年でコストが1/500になったのは素晴らしいですね

2019年5月21日 (火)

和牛凍結卵リスト(R1.5.21)


ご検討いただければ幸いです!

ココをポチってください↓

2019521_2.pdfをダウンロード

2019年5月18日 (土)

ゲノミック評価が開発されて10年

ゲノム育種価で繁殖性を評価できると便利ですよね

乳牛の場合、ゲノム育種価で

daughter pregnancy rate(DPR)やheifer conception rate(HCR)

の値が出てくるわけですが、

この遺伝子配列による予測が本牛の繁殖性にちゃんと反映されてるの?

っていう論文がありました

Genomic merit for reproductive traits. I: Estrous characteristics and fertility in Holstein heifers.

Genomic merit for reproductive traits. II: Physiological responses of Holstein heifers.

の2報が一気にフロリダ大から発表されました

2か月齢で子牛(1005頭)のゲノム育種価を評価して、

それらが10〜11か月齢になったところで、

PGを投与した後の血中のホルモンバランス、発情兆候、卵胞の大きさ

排卵するタイミング、およびAIやET後の成績などを検証

結果は、

「DPRやHCRが高い数値の牛は

繁殖能力は高いであろう」

でした

ゲノミック評価が開発されて

10年が経過しますが、

だんだんその信頼度も高まってきているように思います

抗病性なども計算できればパーフェクト!

ET前の子宮内環境をチェンジ!

Maternal immune modulation prior to embryo arrival in the uterus is important for establishment of pregnancy in cattle.

J Anim Sci. 2019 May 13. pii: skz160. doi: 10.1093/jas/skz160.

Giffordさんらの報告

個人的にそそられるタイトルでした

「妊娠を成立させるためにはET前のレシピエントの免疫状態って大事だぜい」

って感じなんですが

読み進めると

今までのいろいろな研究

特に私が尊敬する藤原先生のグループ

のご発表をまとめたレビュー的な内容

で、

自己免疫細胞をETの数日前に子宮角に入れるとアンガス経産牛で

受胎率が上がったよ

と一文だけ結果らしき文章が

もっと詳細書いてよってツッコミどころ満載の論文でしたが、

我々も以前、未経産牛ではいい結果が出ていて

経産牛には手が出せず仕舞いだったので

経産牛でも効果があるということがわかっただけでもよかったんでしょうか

我々もなぜ受胎率が改善できたのか

サイエンスな検証ができていなかったのは反省です

その当時流行りの遺伝子発現を調べるだけで終わってしまって、

結局、免疫細胞の代替品を開発して商品化することは挫折してしまいました。。

しかし、あの実験、10年前か〜

30代のころは一生懸命やってたなぁ

と懐かしくなりました

2019年5月16日 (木)

ET後のCIDRって効果ありますか?

この手のお仕事がよく紹介されてますが、

私は

「効果ないでしょ」派

です

特に未経産牛に対しては

Effects of supplemental progesterone using a CIDR insert on pregnancy per embryo transfer of dairy heifer recipients of embryos produced in vitro.

Anim Reprod Sci. 2019 Apr;203:45-51.

Steichenさんの最近のご発表では、

452頭の未経産牛を使って試験されました

IVF胚を移植した直後にCIDRを入れます

留置期間は12日間(すなわちday19日にCIDR抜去)

結果は

血中P値は上がるけど受胎性には影響を及ぼさない

ということです

AIではたまにいいよって言う報告とかはあったりするんですが

超初期の胚発育には効果的なんでしょうか

2019年5月15日 (水)

新人紹介します

その名も

「パイルドライバー」

全米17位なんで、

名前負けしてません

分娩能力と生産効率が極めて優れており、

飼料効率は全米トップクラス!

性選別精液もありますので是非ご検討ください

2019年の新しいパンフレットができました

必要な方は郵送するのでコメント欄に

ご連絡ください(氏名、住所などの記入内容は公表されません)

Newface